技術コラム

赤外センシングとは(近赤外と中赤外)

 赤外センシングは赤外分光法に基づいた計測方法であり、大きく近赤外センシングと中赤外センシングに分けられます。波長にして800~2500nm(波数にして4000~12500cm-1)にある光を近赤外光(Near-Infrared: NIR)、2.5~25μm(波数にして400~ 4000 cm-1)にある光を中赤外光(Mid-Infrared: MIR)と呼んでいます。

近赤外センシング

 近赤外光の領域は、主に800~2500nm(波数にして4000~12500 cm-1)の波長帯を差します。この波長領域では、化学結合の基本振動に由来する倍音や結合音が主に観察されます。
特に波長1000nm前後の近赤外光は生体組織や水分を深く透過するため、医療や産業分野などの様々な分野で利用されています。具体的には眼底検査やパルスオキシメータによる血中酸素飽和度の測定といった医療応用のほか、農業分野における果実の糖度測定、食品の成分分析、工業製造ラインにおける品質管理などに広く用いられています。

弊社の取り扱い製品では下記のようなものがございます。
 ファイバープローブ型近赤外分光システム
 近赤外分光イメージャー

中赤外センシング

 中赤外光の領域は、主に2.5~25μm(波数にして400~ 4000 cm-1)の波長帯を指します。 この波長領域では化学結合の基本振動による吸収が主に観測されます。
 基本振動が計測されるため、近赤外光と比較して吸収ピークは鋭く大きくなることが特長です。有機物に対しては官能基に由来したスペクトルが得られるため、このスペクトルを解析することで、対象物の組成や構造、化学状態を調べることができます。 このように中赤外分光は物質の同定や構造解析に優れています。

弊社の取り扱い製品では下記のようなものがございます。
 中赤外領域分光モジュール(取り扱い終了品)
 モバイル型中赤外分光分析センサー MOBAFIE-001(取り扱い終了品)

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